◎リモートフィールドによるボイラーチューブの探傷 (マレーシア)

  7月8日〜7月18日の期間にマレーシア・ジョホール州にあるMMHE (MALAYSIA MARINE HEAVY ENGINEER)というシップヤードで、リモートフィールドによるLNG船のボイラーチューブの探傷を行いました。韓国の検査員とチームを組んで作業するので、やはり言葉の壁があります。しかし、年間4〜5回の頻度でこの探傷を共同で実施しており、探傷・解析・報告書とすべてにおいて共通認識があるので問題なく工程は進みました。
 今までは SURPERHEARTER TUBE(過熱管)の探傷を実施していましたが、今回はそれに加え REARBANK TUBE の探傷を行いました。REARBANK TUBE の探傷は作業スペースが狭く厳しい環境での検査でありましたが、4人(日本チーム2人、韓国チーム2人)が協力し合い無事作業を完了することができました。
 来月は、8月7日〜8月14日の日程で、シンガポールのシップヤードでボイラーチューブの探傷を実施します。
   REARBANK TUBE の探傷
今回のメンバー
(後列左より、リー、キム、松永  前列、中林)
PS.  ジョホール水道を眺める
Eagle2000(リモートフィールド)
ペンシルプローブによるUT測定